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Laundry Land

あれこれ

『DEEP BEAT YELLOW』大成功記念〜それでもやっぱり向井秀徳。編〜

youtu.be

閉ざす/窓を開けてバスを揺らすよ
耳を通って脳に青が刺さる
沈む水の底へ 妄想になすすべなく
past time いつの間にか終点が始点になる
(きのこ帝国「Girl meets NUMBER GIRL」)

 
NUMBER GIRLは、青春を思い出させる何か、というよりも「青」そのものと佐藤さんは言い切った。

自分もNUMBER GIRLを聴いていた。

高校生だったのはもう三年前。そのときの日常が青春だというのなら、それはやっぱり過ぎ去ったもので、この時はこうこうこうだったと思いだしたところで、美化された思い出に過ぎない。そのくせ、その記憶は今も脳に深く刺さったままで、今も自分はそれに動かされていると錯覚してしまうときがある。厄介。



「どんな音楽好きなの?」
音楽系サークルの新歓で必ず聞かれるこの質問。
試されているようにも感じてしまうこれに、NUMBER GIRL一本で答えて回った。
まあ、うまいこと音楽好きなやつとして受け入れられた。

そして、そのうちの一つROCK STEADY WASEDAというサークルに入り、4月6日。
初の個人企画『DEEP BEAT YELLOW』が無事終了した。

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『DEEP BEAT YELLOW』

CRCK/LCKSに出てもらいたい。そこから始まった。
あのバンドに出会えたことが本当にデカかった。

去年の終わりに、彼らの出演が決まることで無事立ち上がったこの企画は、コンセプトとタイトルに本当に悩んだ。別にこだわらなくても問題ないことかもしれないとは思ったけど、逆に言えばここくらいしかこだわれることもない。

企画を打つからには、そのイベントのパッケージというか、どういうものか、なんで来てほしいのか。下北沢のライブハウスで、早稲田の学生団体がイベントを打つ意味、意義を、自分の中には答えが欲しかった。
少なくとも、音楽活動とは無縁の自分が、学生団体の企画を打つことに対するビハインドというか、後ろめたさがあった。音楽の現場に携わっていない外部の人間、ましてや学生が、それを本業にしている人たちの熱量を無視して、自分たちの思い出作りのようにチャラチャラと企画をする、そんなことはあってはならない。できないならやらなければいいだけの話で、やるからには、真摯にやりたい。それだけは絶対だと思った。

そんな折、下北沢THREE店長スガナミさんのブログを読んだ。下北沢の端の小さなライブハウスから革命を起こそうと本気で取り組む大人がいることに驚いた。自分のライブハウスでやるイベントにはすべて胸を張る。そのためのサポートには全力で当たり、THREEというブランドを築く。ライブハウスを運営しながら、である。
「意志を持つ箱に」と題されたその覚悟を知ったら、所詮学生で多少赤字がでたら自分が働けばいいだけの、なんの責任もない自分が、個人企画をする。そこで攻める姿勢を出さないで、BASEMENT BARはとても借りられないと思った。

結局コンセプトは、ずっと自分がライブハウスに感じていた明るいものを言葉にしただけだった。ステージに立つ人と、フロアで楽しむ人だけが主役のあの空間は、間違いない。

【企画コンセプト】
お客様が自由に振舞えるフロアの雰囲気を作り出すアーティスト様をお呼びし、表現を追求し演奏するアーティストのライブはジャンルの枠関係なしに見ていて面白いと感じてもらえる企画にしたいと考えております。
いつでも、いい音楽はずっとライブハウスで鳴っていると、遊びに来てくれる方と共有したいと思い、企画させて頂きました。

 


まあ、コンセプト決まって、よっしゃ、やるぞ、となったからって別にスムーズにいくわけではないのだけど。

初めに理想としていたイメージの中核になったであろうアーティスト達に出演NGを連発されても、そこは、拾う神ありというか、予想外に時間はかかったが無事アーティストが出そろった。
一組ずつ、勝手ながら紹介させてもらっている。

 

ray887.hateblo.jp

 
CRCK/LCKS
TAMTAM
MISTAKES
GiGiGiraffe
DJ:星原喜一郎

ありえないでしょう、これは。
サークルの名前があったからといって、これは。
とにかく嬉しかった。


そして、これは自分が最もこだわりたかった企画のパッケージという面で、超絶な効果を発揮してくれたのだが、この企画のチラシのデザイン。
かっこよくない?これ。

本当は、自分で作りたかったのだけど、そこまで手を広げる余裕もなく、友達に紹介してもらった青きさん(会ったこともない年下の女の子)に頼むことになったのが、まさか。

ジャンルの枠を超えた音楽、人、それぞれの見え方が一番魅力的に見える。
それだけのコンセプトから、黄色い壁に配置された窓から見えるそれぞれの景色を表現してくれました。恐るべし。
企画の顔として文句ない最高のデザインに仕上げて頂きました。ありがとうございます。
このチラシは評判もよく、要所要所でなぜか自分が褒めてもらえて、申し訳ない半分、とても嬉しかった。
迷いに迷った企画タイトルもこのデザインがあったから決められました。

『DEEP BEAT YELLOW』

意味はそんなにないですが笑
とっつきやすくて好きになったものが、実は超奥深かかったら、もう一生そのジャンルの虜になっちゃいますよね。


ブッキングが決まらないままインフルエンザになったこと。
解禁日(2/20 22:00)を新潟の免許合宿の寮で一人寂しく迎えたこと。
解禁時のチケット予約数が伸びなかったこと。

焦る期間も不安な期間もいろいろあったけど、苦にならなかったからよかった。自分自身がずっと当日を楽しみにしていたからだろうし、いいものになるという余裕というか、決まりが自分のなかにあったからだろうなあと思う。
企画中ずっと、BASEMENT BARのスタッフさんは本当に優しかったし、RSWのメンバーも自分が勝手に決めていくブッキングを認めてくれて、聴いてきてくれて、レスポンスもくれて。
ありがたい話が積み上がってきました。



当日は、


当日は、


いかがでしたか?
僕は、本当に楽しかったです。当たり前すぎる話ですが。

個人企画、団体企画となると、企画者の知り合いが多く集まるイメージというか、全体的に内輪の雰囲気が出るんじゃないかという不安も実は少しあったのですが、どうだったのでしょう。
一生懸命準備して、ようやく当日を迎えたこの企画を、フロアで知り合いとなれ合う時間にしたいはずもなく、自分は最前ど真ん中で陣取らせていただきましたが、(そのわがままというか、わきまえていない感じには目をつぶっていただきたいですが)スーパースターでしたね。集結してましたね。


開演中は、だから、来てくれた人にロクに挨拶も乾杯もできなかったのですが、「楽しかった」「あのバンドがよかった」「このバンドがかっこよかった」など、みんな楽しんでくれていたみたいで、いろいろ感想も見聞きしまして、エゴサーチもせず、お腹一杯のまま一週間経ちました。


今思い出しても夢のようです。
TAMTAM、暖かかった
GiGiGiraffe、尖ってた
MISTAKES、攻めてた
CRCK/LCKS、超楽しかった
星原さんが熱を逃さなかった。

あっという間でした。

なんとも濃い、黄色い夜でした。

改めて、
来てくれた皆様
出演してくださった皆様
下北沢BASEMENT BAR様
ありがとうございました。
積み上がりすぎましたかね。

『DEEP BEAT YELLOW』は大盛況の大成功だったと、宣言いたします。


あと、支えてくれたROCK STEADY WASEDAですが。
今年攻めます。これを機会に、注目していただけると幸いです。






さて、

「黄」色。
青から変わり、そろそろ止まらないといけない警告の色。
ただ、あの幸福のハンカチの色でもある。
好きな人たちに出演してもらい、好きな人たちが遊びに来てくれた、あの日のようなライブハウスが、毎日、どこかしらで、誰かを待っていると思うと、まだこの先も止められそうにないな、と思う。
青いだけじゃやってられないと体感したこの一年は、青春と呼べるものではないないけど、あの大切な黄色い夜ももう、過去のものになってしまった。
いざ振り返るとあっという間に感じて、

楽しかった。ありがたい。の気持ちしか出てこない。
また次ができればいいし、違うところを掘ってみてもいい。

次は?この先は?
3月ごろにそんなことを考えていたけど、一回やめた。余白は作っておきたかった。

だから、去年の12月に立ち上げた『DBY』の終了が、自分の2016年度の終了で、2017年度のことはこれからゆっくり考えよう。リセットじゃないけど、一回落ち着こう。

そう考えていた。

 

 

 

 


それが、まさか、そうならないとはなあ。。。
それでもやっぱり、終点が始点になる。

 



『DBY』が終わった二日後、僕は渋谷のO-EASTにいた。

あの人を見に行った。

メインステージど真ん中。満杯の箱の中、MATSURI STUDIOから来た彼は、真っ赤な照明を当てられ、MATSURI SESSIONを捻り上げていた。


強烈だった。
一昨日に出きった状態のはずの自分から、まだ引っ張り出すのか。。

 

強烈だった。
何かが刺さった気がした。
今度は何色なのか、いつか抜けるのか、分からない。

ただ、

「赤」い季節が、そう経たないうちに到来するんじゃないか、そんな予感がした。

 

youtu.be

『DEEP BEAT YELLOW』 出演者紹介~TAMTAM・CRCK/LCKS・MISTAKES・GiGiGiraffe~

 最近読んだ中で「書く力」という本が面白かった。
編集手帳(読売新聞の一面コラム)を担当し続ける竹内正明氏と、池上彰氏が互いの文章術を探り明かしあうもので、次々登場するプロの技の中にも、文章ド素人の自分に強く残るものがあった。

読者は自分の知らない情報に惹かれる。この場合の、『知らない情報』を専門的な知識と錯覚する人も多いが、素人がヘタに格好つけて曖昧な知識を並べたところで専門家には勝てない。じゃあ何を書けば楽しんでもらえるのか?最も手軽に書ける読者の知らない情報とはすなわち、筆者の『すごく身近な話題』だ。

 

 TAMTAMのクロさんが、CINRAのインタビューで歌詞について話しているのを見たとき、この技を思い出した。

前はいい詩とか小説とかをお手本にしちゃっていたというか、『正しさを求める』みたいな感じがあったんですけど、拙くても自分のボキャブラリーで作るようになった(『NEWPOWSY』リリースインタビュー)

このアルバムにリラックスした雰囲気を感じるのは、そんな言葉に惹かれたからかもしれない。

 

【TAMTAM】
クロ(vo,trunpet,synthesizer)、高橋アフィ(dr)、ユースケ(gt)、ともみん(key)、溝渕匠良(support)(ba)
2008年結成。現体制では2016年にP-VINE RECORDSより『NEWPOESY』をリリース
 
 バンドの新たなスタートとなった『NEWPOESY』は、自信のスタイルとしてのダブ/レゲエを残しつつ、ソウル/R&B的なグルーヴの印象を持つ名盤だ。ライブではこのアルバム以前の曲は演奏しないので、この一枚が今のTAMTAMのスタイルを現わしている。

youtu.be


 初めてTAMTAMのライブを見た際の印象は“CANADA”だった。サビを歌い終わったメインボーカルがシンセの下からトランペット引っ張り出したときは驚いた。そのまま吹き始めるクロさんはかっこよかった。
帰ってアルバムを聴いたとき、どの曲も全部の音がぴったりはまっているように聴こえた。基本のリズムが繰り返されているし、女性ボーカルで聴きやすい。とにかくまとまりがいいと思った。

だけど、聴けば聴くほど、観れば観るほど、面白いのだ、このアルバム。音数が少ないからまとまって聴こえる曲も実は手数が多かったり、気持ちいいところがどんどん増えていく。
ピタリとはまった音も、打ち込みに頼らない生バンドで演奏する面白さを踏まえたもので、音の歪み、余白など、サウンドに対する理想を高く持って仕上げた曲は、ライブ演奏時も生のグルーヴがとても気持ちいい。

 また、ボーカルのクロさんの声が魅力的だ。
ベタッとした感じが、歌詞を歌うということよりもサウンドの一部として機能しているように聴こえて耳障りがいいし、その歌詞も「頭が冴えて 眠れないよ どうしよう」(『コーヒーピープル』)、「風邪をひきました ずいぶん長い間 熱を帯びているんだ」(『カルテ』)と、冒頭から身の回りの出来事を淡々と、飾らずに伝える。

youtu.be

太いビートの上に、リラックスした歌、このバランスがたまらない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

唐突でした、すみません。
大学に入学して一年になります。

都内ライブハウスで音楽イベントを企画、運営するサークルROCK STEADY WASEDAというサークルに所属しました。
浪人しているときから「大学生になったら個人企画を打ちたい」と思っていた自分は、このサークルの枠を借りて、来る4月に『DEEP BEAT YELLOW』というイベントを打つことになりました。

年末に立ち上げたこの企画がついに当日を迎えます。


2017.4.6 Thu
ROCK STEADY WASEDA presents 『DEEP BEAT YELLOW』
at 下北沢 BASEMENT BAR
【BAND】
CRCK/LCKS 
Gi Gi Giraffe
TAMTAM
MISTAKES
【DJ】
星原喜一郎
op/st 18:30/19:00
adv/door ¨0/À0 (+1d)
※学割:大学新一年生以下(高校生含む)@0(+1d)

 

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今日は『DEEP BEAT YELLOW』出演バンドを紹介します。

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【CRCK/LCKS(クラックラックス)】
小田朋美(vo,key)石若駿(dr)小西遼(sax,etc)井上銘(gt)越智俊介(ba)
※立ち上げからのメンバー角田隆太(ba)は今年3月で脱退。

 ドリームチームといえば分かりやすい。
2015年、それぞれリーダーとしての個人活動に力を入れてきたプレイヤーが、菊池成孔氏のイベントでのためにバンドを組んだことが結成につながった。
普段ジャズのフィールドで活動をするメンバーが多い。プレイヤー個人が評価されるフィールドで活躍する面々が、メンバーを固定してバンドを組み、ジャズに聴こえないポップス、歌モノとも言える音楽をしている。ジャズ以外の引き出しから持ち寄った複雑で繊細な楽曲を、高いスキルで、聴きやすく馴染みのあるものに仕上げている。

と、長ったらしく書いても仕方ない。
初めて「Goodbye Girl」を聴いたときは衝撃だった。
ジャンルやシーンで括られてから提供される音楽が目立つ時代かもしれない。そんな中、この曲は明らかに違った。

youtu.be


気持ちいいリズムのイントロから、転調に次ぐ転調、音のうねり、サックスやヴォコーダーの音、次々飛び込んでくる。
歌詞やメロディーに「あ、ポップだ!知ってる音楽だ!」と時々気付かされながらも、曲はどんどん進む。
PVの中でハラサオリさんが一枚脱いだあたりからのサックス、ギターのソロ。ドラムも激しくなり、「どんなバンドだよ」と思わされながら駆け抜けていく。曲後半、今ここは曲のどこにあたるのか考えるうちに、演奏は止み、小田さんの囁くような声が聴こえてくる。
ここまで来たら最後のサビに向かうんだな、と流れは予想できるのに、そこからも音のうねりと迫力に圧され、最後ピアノのメロディーが繰り返されるところになって、やっと我に返る。
聴き終えて、自分がどこから出てきたのか分からない感覚になる。
「街がある 光があるのに どうしちゃったんだ Goodbye Girl」
残された切なさの匂いに、クラクラする

youtu.be

ライブは本当にすごい。そのパワー、クオリティ、スキル、即興性、笑ってしまうほどに爆発している。(過去のライブ告知動画より)


【MISTAKES】
Shinji miyauchi(vo,key)、佐藤栄太郎(dr)、井上まさや(ba)、ミウラマユ(cho,syn),coffee(key)
※ミウラマユ、cofeeは4/6のライブをもって脱退。

”We are R&B band from japan.”
とプロフィールにある通り、彼らの音楽は、黒い。

YOUR ROMANCEのボーカルを務めるShinji、去年よりindigo la Endに加入した佐藤栄太郎など、個々のスキルが高いメンバーが2015年周辺に結成したバンド。公開されている情報は少ないが、都会的にも聴こえるサウンドは、Arctic Monkeysの“505”をリズムを強調したR&B風にカヴァーするなど、実験的とも完璧とも思える。
ライブパフォーマンスもアツい。でかいボーカルの横で歪んだベースが響き、ドラムも加わって黒いグルーヴが強調される。特徴的なメロディーから始まる“nightmare”の裏でのリズム隊は、セクシーかつ変態的で気持ちいい。

youtu.be


現体制ラストの4/6以降のライブも決まっているが、今後のリリースや活動の頻度を含め、MISTAKESとしての活動詳細は分からない。今、観ておくべきと強く思う。

 

 

【GiGiGiraffe】
山本(vo,gt)、上村(dr)、奥泉(ba)
※ライブ時はパーカッションとアコギがサポートに加わる。

自分が初めて聴いた、過去作「HOME MADE WORKS」は何重にも重ねたギター、歪んだボーカルなど、単純に聞いていて面白いアルバムだった。
FUJI ROCK FESTIVAL’16 “ROOKIE A GO-GO”に出演し、去年は初の全国流通版となる『GiGiGiraffe』をリリース。最近よく名前を見る人も多いのではないだろうか。

フロントマン山本氏の宅録ソロプロジェクトから始まったこのバンドは、青山のビートルズ訳詞研究会で結成したそうだが、今年発売したセルフタイトルアルバムも含め、アメリカのインディー・ロックの匂い、と表現していいだろうか。ロックなのだが、ブルージーだったりサイケっぽかったり、アコースティックなものもあり、ジャンルを意識させない面白さがある。

youtu.be


特徴的なのがボーカルだ。
全編通じて声を重ねて加工して歌う、喋る。韻を踏むところもある。


ライブでも声にディストーションをかけて響かせている。そして強調したいのが、全編英詞なのだが、その滑らかな発音と、気だるそうな歌い方がいい。「英語ですよッ」とばかりに歌う日本人のそれとはモノが違う。

現在ライブでは自由に作った音源を、サポートメンバー2名を加えた5人で演奏している。
楽しい、面白い、そんな音源を演奏するステージはロックだ。
フロントマンの山本氏の印象的なギターリフ、歪んだボーカルはそのままに、パーカッションがボンゴやタンバリンをたたきならす。曲に入るまでに長めのセッションのような時間があったり、ライブの“生感”をメンバーも楽しんでいる印象を毎回受ける。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 さて、如何だったでしょうか。

一年坊主の企画に出てくれるなんて信じがたい豪華なメンツです。

早稲田のサークルという後ろ盾あってのものですが、それでもほぼ個人企画です。自分のやりたいようにやった分、当日が迫ってきて浮足立ってます。

「ジャンルの枠を超えた音楽、人、それぞれの見え方が一番魅力的」というコンセプトをもって『DEEP BEAT YELLOW』は始まったので、当日はフロアの一人一人が自分の楽しみ方を見つけてくれればいいなと思います。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 

 最後に言い訳を一つ。

今回出演してもらうバンドの音楽の魅力を文字で伝えるのはそもそも無理な話で、いいものをいいと伝えるのが一番難しいのではないかと思います。

本を一冊を読んだところで「書く力」なんて身に付きませんね。


ただ、この拙い文章を最後まで読んでくれたあなたもあなただが、書いた自分も書いた自分。大切な、熱のこもった企画なわけです。

来てくれた人の『すごく身近な話題』にするにはうってつけのイベント。

もし、聴いて気に入ったら、来てください。

 

一回の乾杯と、生の演奏に勝る言葉など存在しない。

この一年で得た答えはこれかもしれない。

 

本棚のこと

 ”漫画家を目指し始めた頃、担当の「どういう漫画を描きたいか」という質問に、自分は「本棚に並べておきたい漫画」と答えた”

(日向武史あひるの空」36巻帯コメントより)

 


自分の本棚はありますか?
どんな本が並んでいますか?
そこに並ぶ本をあなたは全て読みましたか?
その本棚を人に見せたいですか?

日向先生が使った「本棚」には、どこか意志のようなものを感じた。 

 

本棚さえ見ればその人が分かる、という時代ではないが、それでもわざわざ購入した本が並んでいる本棚からその人の趣味や興味、考え方を伺うことはできる。

  

shiomilp.hateblo.jp
shiomilp.hateblo.jp
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 一時注目されたこの記事からは、確かにその人がどんな人なのかを想像できるヒントが本棚には隠されていることが分かる。
実際、以外としっかりした本を読んでると評価されたこのAV女優は数年後、自分でしっかりした小説を書き上げた。

 

最低。

最低。

 

 

「どんな本を読んできたかでその人が分かるから、本棚を見せるのが恥ずかしい」というのは自然な考え方だと思う。
ところがここ最近、何を食った、何を買った、誰と会った、何処に行った、など、自分らしさを無理やりに作り、それを発信するところまでが「1セット」という人が多い。

書籍にその流れは来ていないだろうか?

「1セット」のために本を買うとすれば、それは当然順番が逆だ。読んで自分のものになる、と、自分のものとするために買う、では。

象徴としてあげるとするならば、ヴィレッジヴァンガードはどうだろう。
漫画、雑誌、小説から専門書まで、乱雑に積まれる本に実は共通性があって、その持ち主の脳内もこのように豊富な知識とそれを組み合わせるユーモアがあるかのように思わせる、「1セット」目当ての客に錯乱した憧れを抱かせるような店内。


形から”本を持つ”ことに憧れる人がいてもおかしくない。意外と高い本の値段がその事態の爆発的な流行を防いでいるだけなのかもしれない。
ただもし、そういった理由で本を買っていくとどうなるか。想像に易い。本棚というよりむしろ、3Dインスタグラムができあがるのが先だろう。

 

別に、本を持つということ自体に線引きをしたいわけではない。 「本=読むもの」という単純な関係を保ち続けられない事態が発生する、失敗が絶えない現状があり、それはヴィレヴァンに通う若者が陥るかもしれない失敗についてのことだけではない。


本を買うことでの失敗として長年一位を独走し続けてきた、”積ん読”という言葉をご存知だろうか?

 積ん読:買ったはいいが全く読まず、ただ本を積み重ねる様。
(東京大学の入試問題でも”積ん読”の意味を説明させる英作文が出るほど画期的な造語だ。)

この積ん読が発生する原因は全てその読者、いや購入者にある。
難しそうな内容の本と格闘し、読み終わった暁にはどこか一回りでかくなっているであろう自分を想像して買ったはいいものの、いざ家で1ページ目を開いたところから記憶が。。。。

気付いたころには、その本は長いこと部屋のインテリアになるか、邪魔ものかのどちらかだ。

ただ、買い物としての失敗、と言い切ってしまうのはその本には申し訳ない話だ。未知に手を伸ばす楽しさも本を買う楽しみの1つなのだから。今興味がないように思えても、いつかそのインテリアが人生を変える存在になるかもしれない。

 

自分にとって価値のある本、はいったい本棚に何冊ありますか?


紹介したい意見がある。

映画監督の西川美和先生は、”積ん読”と長年格闘する中で、本そのものとの向き合い方、確固たる本棚との関係を築いた。


学生の頃はフリーマーケットで買ってきた小ぶりな棚に、数は少ないが自力で選りすぐって大切に読み込んだ本が収まっていた。その本のほとんどは端々に犬の耳が折られ、傍線が引かれていたはずだ。そういうものが「蔵書」であると思うしそういう読書をしたいと思う。今の私は自分の持つ本たちと愛のない希薄な関係しか結べず、その上彼らによって家を追い出されるとしている体たらくだ。情けない。
けれども、かつての名残がわずかに残っているのかささやかな抵抗か、いまだに私は自分の本棚には、どんなに下らなくとも一通り目を通した本しか融通しない。ハルキ・ムラカミだろうとチャンドラーだろうと、融通しない。私の関所を通らぬ限りは、地べたに寝ろ、だ。(一部省略)(西川美和「映画にまつわるxについて」)

 

「本棚とは蔵書をしまう場所であり、蔵書とはとにかく一度読んだ本のこと」と明確なルールを西川先生は築いた。積ん読は解決したいが、自分の”本棚”を守り抜くほうを優先する。その姿勢に気付かされる。

 

 本棚に目をやれば、読んだことがある本が並んでおり、内容を忘れたものももう一度読み直して思い出せる。微かに残っていた本の内容が他の何かに結びついた時も、その情報の所在は本棚を見渡してみれば分かる。

思い出せるように預けておく。それが人と本棚の築ける信頼関係であり、本棚が人を表す由縁なのではないか。


そもそも読む気のない洒落た表紙の本をいそいそと本棚に飾っている暇はない。
統一感なんて気にする必要はない。何度でも読み直したいからこそ、寝床の周りに積んでおくのではなく、いちいち本棚にしまうべきだ。

 

 

自分の本棚には「あひるの空」が奥の方に並んでいる。作者の熱がこもった素晴らしい作者なので、思い出したころに引っ張り出す。

 

 

youtu.be

 

 

 

MINAKEKKE・高井息吹 のツアーに行きたかった

5月23日@下北沢Basement Bar

 

・  MINAKKE(minako)

youtu.be

 ループマシンを使う人のライブはまず、見ていて楽しい。

 

 

youtu.be

呼吸の音、弦を離すときの音、声、いろいろ重なって、沈んでいく。

 

 

 

 

 

 

・高井息吹(Eve)

youtu.be

 すごい人。

 

youtu.be

足を踏み鳴らして、指を鳴らして、音楽そのものを体現してるようなライブだった。

漂うジブリ感。

 

 

 

二人とも三鷹にある「おんがくのじかん」を拠点に活動。

高井息吹はもうポカリのCMタイアップもしてる。知らない間にみんな聴いてる、きっと。

 

 

 

青葉市子、見に行きたいなー

 

 

 

Beat Happening の「唄歌いたち」という企画に行きました。

 

 

 

 

「結果発表」を使うとしたらここしかない説

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受っかるっかなー!受っかるっかなー!受っかるっかなー!京大もっしかして受っかるっかなー!

歌ってたら

親にこれから合格できる可能性を真面目な顔して問われました。お久しぶりです。




結果発表!!



2016年度入試
京都大学総合人間(文)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

センター    120/150
国語            65/150
数学            80/150→106.66/200
英語            118/150→157.33/200

総計              476.99/800
合格最低点   488.41/800


あと 11.42




ああ、忘れてた、世界史ね

世界史ね。。。



結果発表!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

世界史    28/100







ブワッ(((((((((((((((((;´Д`A


ブワッ(((((((((((((((((;´Д`A


ブワッ(((((((((((((((((;´Д`A








英語で8割近くとって落ちる奴なんて他にいたのだろうか。


世界史
28+12=40

4割とれてりゃ受かったわけで。
一応東大目指してたわけでプレとかでも6割は取れてたし世界史は最後まで詰め込んだよ。



その結果の28点。


似たようなことがあったね。
センターの地理60点事件ね。



結果発表!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


明日からも胸張ってわせしょう。







「頑張ったから落ちたけど後悔はないです」
とか言えねー
だってさーー
ねーーーーー


ブワッ(((((((((((((((((;´Д`A



書を捨てよ、(スマホも置いてけ、) 編

「春はあけぼの。引っ越したばかりの白いアパートの二階からゴミ袋を持って降りた。見た目は綺麗な建物だけど階段は少し錆びてて音が怖い。夕方なのにまだずいぶんと明るいことに気づいた、新しい街の空気にまだ慣れてない。ゴミ袋を一度おいてアパートの壁によりかかって一服。これから喫茶店で時間を潰して、夜は映画を借りてに行こう。あ、ケータイが鳴ってる、誰からの誘いだろ。。」





おはようございます。
夢→目覚まし の話です、これ。


3月。
自分がやりたいことのために動ける時間だと思ってた。
待ちに待った三月。
全てが一新する三月。
止まったままの何かが動き始める三月。

だけど受験が終わってみたらなんのことはない、白河夜船と毎日寝るのみ。飯と睡眠の応酬で憧れの三月ももう終わる。。

これも夢→目覚まし の話かもしれない。




これはまずいと思って、







からある程度経って、




映画を見た。
この時まで僕はまだ一本も映画を見ていなくて、ダルかったけど見終わって、動き始めた。



【僕編】

・書を捨てる
言葉通り、予備校の一年なんか無かったかのように受験関係の参考書、プリント類は全て捨てまして。引越し業者の言う「紙の爆弾」を何発も投下してきました。
早慶、旧帝の赤本、青本は全部で4千円で買い取られた。



スマホを置く
更新が止まらないよ。
ツイッターフェイスブックで「おめでとう」が飛び交って、それぞれの所属先欄が続々と追加されていく時期もひと段落したと思ったら、

今度は大学のクラス、学部、サークルの輪に入るためにまた気合いを入れてスマホを握りなおす時期が来るとか、来ないとか、来るとか。

 




ハッピーバースデイ、ツイッター
晴れてお前も10歳、おめでとう。

10年間人と人を繋げてるお前はすごいよ、だけどな、

2006年 メジャーデビュー
2008年 紅白初出場
2009年 レコ大にノミネート
2010年 武道館公演
2012年 紅白の紅組トリ
2013年 500万枚突破
2016年 ベストアルバム発売

これがお前とタメのいきものがかりの略歴だ。
まだまだ今の状態で満足するなよ、あいつら紅白の常連だかんな。

しかもな、1989年に水野と山下が小学校で生き物係になった時からカウントしたらお前、いきものがかりは大先輩だかんな、あんま調子に乗んなよ、マジで。

調子に乗って一万字とかになったら後がやばいぞ。

内山信二も10歳の時にピークでぼろ儲けしたらしいけどよ、あいつの人生見てみろ、調子に乗ると後でロクなことにならない日がきっとくるからな。






僕は、SNSを更新する比率も、文章の書き方も、やるかやらないか自体も、その人のその日のコンディション次第だから、やっぱりSNSありきの人間関係は大したことないくらいに思っといた方がいい、と思う界隈の人です。

例えば、ツイッターとかグループラインとかで、まあまあ際どいラインではしゃいでる人がいたとして、その人と実際会うってなった時 、

①実は控えめでいい奴そう。話もよく聞く。
②本当にめんどくさくてうるさい。そして大したことなさそうな馬鹿。

だったらどっちがいい?


僕は後者の方がまだいい。
せめて文章上の自分と等身大であれよと思う。
まあその人と付き合いが続くかは別として。」


おはようございます、現実→現実
夢じゃない。。変なことばっかくっちゃべってたらもう4月入ってる。。。






町に出よ編、に続く




呪縛と祝福

どうせさ
浪人生のみんなは、東大京大に受かった瞬間から狂喜乱舞、欣喜雀躍、田舎のおじいちゃんおばあちゃんに電話をかけまくって、祝福の言葉を恥じらいもなく頂きにかかるわけだ。
一見スカした顔をしている彼も、心の中では安堵と快楽に浸りきってよく見たら口の端からよだれがこぼれちゃうくらい喜んじゃってる。
それくらいめでたいことです。
合格は。

分かる。
ただ、そうなってからの君達は人の話なんてさっぱり聞かないだろうから、国立の発表前に伝えたい俺の気持ち。






「「受験ロジックに縛られるのは、もう辞めようじゃあありませんか!!」」


サンボマスターの山口君くらいの熱さを込めたこの言葉。





「受験ロジック」
分かりやすく言うと
国立>私大、三田日吉>sfc早慶>MARCH。
みたいなの。

こうやって、たかが所属先に過ぎない大学に、一括りに優劣をつけるのはもう受験期間も終わったしいいんじゃないか、ってことです。

僕たちはあれだね、自分について、所属してる枠とか集団の中の一人、っていう固定されたイメージを持たれるのを嫌う面倒くさい人間のくせに、大学については所属することの安心感を求めすぎちゃってる節があるね。都合のいい面倒くさい奴らだね。

この都合のよさを自覚しないと、この先、人と相対しながらまともに生き続けるのに無理が出てくると思うんだ、俺は。

例えば、憧れてる人5人をあげた時、全員いい大学出てるってことはないんじゃないの、特に文系。
社会に出たらどうせ気づかされることを、先に割り切れるならそっちの方がいいじゃん。


受験という1年間の努力が実を結んだこと。
その喜びと優越感を、自分自身の評価そのものに置き換えた瞬間、その優越感は安っぽい勘違いになっちゃう。
一生生ぬるい安心感に包まれるとでも思ったか、下手したらその勘違いは人を傷つけるぞ。



別にめでたい人たちに冷水をかけたいわけじゃない。

社会に出た後の実力至上主義を言いたいわけでもなければ、
(そもそも〇〇至上主義って言葉嫌いだ。何かの側面を過信しすぎてるだけで、返って自分を縛り上げるだけだ。
何かに固執することはよくない、特に人に関係することは。)

受験のことを身も蓋もない儀式だなんて、もちろん思ってない。

友達が国立に受かったらそれはすごい嬉しい。





だけどさ

僕「一浪しました。国立に入れませんでした。」
友「終わってんな、おつかれ、頭弱いな」

さすがに泣ける。

僕「俺は、計画的に勉強する、ことが苦手で、それを、最後まで克服できなかった、だけ、だ!」

ああ、泣いちゃった。



でも実際言ってることは合ってる。

振り返ってしまえば、残酷だけどそれだけの話だ。
受験勉強で得られる結果は合格か不合格かの二つだけで、これからの生活の結果にそれまでの過程は直結しない。いくらでも挽回可能。
受験に失敗したことは絶望の一つの基準ができたってことで手を打とう。仕方がない。経験。




だからみなさん、
例えば東大京大に受かったからといってそれをふりかざさないで下さい。




だけど違うんだ。僕が嫌いなのはそっち側のふりがざす人たちだけじゃない。逆も然り。

幸いなことに、僕はまだ、嘘みたいな学歴厨には出会ってないけど、
ちゃんと受験について考えたら誰だって大なり小なり学歴にこだわった思考に落ち入りがちになる。
きっとみんな同じ。
それは仕方がない。受験の当事者がいる環境はそういうものだった。


その環境が生んだ、学歴に人の価値の重きを置く輩。
こいつは決して受験で成功した側だけにいるわけじゃない。
第一志望に進学できないことに落ち込んでいたずらに自分を責めて時間を無駄にする人も、この受験ロジックに縛られてる、輩、であり、さらにタチが悪い。




「俺なんかに○○大学は無理だったよ、やっぱ甘かったね、受験に対する姿勢がさ。俺みたいな中途半端な奴は××大学がお似合いだよね、へへへ」

的な感じのやつ、なんならこれをそのまま口に出して人に言っちゃうような奴、(まあ去年の俺みたいな奴)

帰れよ、
春だからって出てくんなよ、
調子に乗んなよ、
だいたいその物言いはなんだ、
親に失礼じゃないか、
自分にも向き合えてない最低の野郎だな。
春はお前たち能天気を活発にさせる季節じゃないからな

今思い出しても恥ずかしい。




さっき言ったように、友達が第一志望に受かったらすごい嬉しい。
(というか僕が私大に受かって喜んでくれる人がいることの暖かさね。ありがとうね。)



受験ロジックという呪縛から解放されてますか?
もしそうならそれを祝福させて貰おう。









まあ、ぶっちゃけ、祝福というか、あれだ

きっと、俺は早稲田に行くことになるとと思うから、まあ、今のうちに、そういうことにしといて、って話。