Laundry Land

いよいよ就活生。

書を捨てよ、(スマホも置いてけ、) 編

「春はあけぼの。引っ越したばかりの白いアパートの二階からゴミ袋を持って降りた。見た目は綺麗な建物だけど階段は少し錆びてて音が怖い。夕方なのにまだずいぶんと明るいことに気づいた、新しい街の空気にまだ慣れてない。ゴミ袋を一度おいてアパートの壁によりかかって一服。これから喫茶店で時間を潰して、夜は映画を借りてに行こう。あ、ケータイが鳴ってる、誰からの誘いだろ。。」





おはようございます。
夢→目覚まし の話です、これ。


3月。
自分がやりたいことのために動ける時間だと思ってた。
待ちに待った三月。
全てが一新する三月。
止まったままの何かが動き始める三月。

だけど受験が終わってみたらなんのことはない、白河夜船と毎日寝るのみ。飯と睡眠の応酬で憧れの三月ももう終わる。。

これも夢→目覚まし の話かもしれない。




これはまずいと思って、







からある程度経って、




映画を見た。
この時まで僕はまだ一本も映画を見ていなくて、ダルかったけど見終わって、動き始めた。



【僕編】

・書を捨てる
言葉通り、予備校の一年なんか無かったかのように受験関係の参考書、プリント類は全て捨てまして。引越し業者の言う「紙の爆弾」を何発も投下してきました。
早慶、旧帝の赤本、青本は全部で4千円で買い取られた。



スマホを置く
更新が止まらないよ。
ツイッターフェイスブックで「おめでとう」が飛び交って、それぞれの所属先欄が続々と追加されていく時期もひと段落したと思ったら、

今度は大学のクラス、学部、サークルの輪に入るためにまた気合いを入れてスマホを握りなおす時期が来るとか、来ないとか、来るとか。

 




ハッピーバースデイ、ツイッター
晴れてお前も10歳、おめでとう。

10年間人と人を繋げてるお前はすごいよ、だけどな、

2006年 メジャーデビュー
2008年 紅白初出場
2009年 レコ大にノミネート
2010年 武道館公演
2012年 紅白の紅組トリ
2013年 500万枚突破
2016年 ベストアルバム発売

これがお前とタメのいきものがかりの略歴だ。
まだまだ今の状態で満足するなよ、あいつら紅白の常連だかんな。

しかもな、1989年に水野と山下が小学校で生き物係になった時からカウントしたらお前、いきものがかりは大先輩だかんな、あんま調子に乗んなよ、マジで。

調子に乗って一万字とかになったら後がやばいぞ。

内山信二も10歳の時にピークでぼろ儲けしたらしいけどよ、あいつの人生見てみろ、調子に乗ると後でロクなことにならない日がきっとくるからな。






僕は、SNSを更新する比率も、文章の書き方も、やるかやらないか自体も、その人のその日のコンディション次第だから、やっぱりSNSありきの人間関係は大したことないくらいに思っといた方がいい、と思う界隈の人です。

例えば、ツイッターとかグループラインとかで、まあまあ際どいラインではしゃいでる人がいたとして、その人と実際会うってなった時 、

①実は控えめでいい奴そう。話もよく聞く。
②本当にめんどくさくてうるさい。そして大したことなさそうな馬鹿。

だったらどっちがいい?


僕は後者の方がまだいい。
せめて文章上の自分と等身大であれよと思う。
まあその人と付き合いが続くかは別として。」


おはようございます、現実→現実
夢じゃない。。変なことばっかくっちゃべってたらもう4月入ってる。。。






町に出よ編、に続く




呪縛と祝福

どうせさ

浪人生のみんなは、東大京大に受かった瞬間から狂喜乱舞、欣喜雀躍、田舎のおじいちゃんおばあちゃんに電話をかけまくって、祝福の言葉を恥じらいもなく頂きにかかるわけだ。
一見スカした顔をしている彼も、心の中では安堵と快楽に浸りきってよく見たら口の端からよだれがこぼれちゃうくらい喜んじゃってる。
それくらいめでたいことです。
合格は。
ただよだれは拭いとけ、汚ねえぞ。
 
分かる。
ただ、そうなってからの君達は人の話なんてさっぱり聞かないだろうから、国立の発表前に伝えたい俺の気持ち。
 
 
 
 
 
 
「「受験ロジックに縛られるのは、もう辞めようじゃあありませんか!!」」
 
 
サンボマスターの山口君くらいの熱さを込めたこの言葉。
 
 
 
 
 
「受験ロジック」
分かりやすく言うと
国立>私大、三田日吉>sfc早慶>MARCH。
みたいなの。
 
こうやって、たかが所属先に過ぎない大学に、一括りに優劣をつけるのはもう受験期間も終わったしいいんじゃないか、ってことです。
 
僕たちはあれだね、自分について、所属してる枠とか集団の中の一人、っていう固定されたイメージを持たれるのを嫌う面倒くさい人間のくせに、大学については所属することの安心感を求めすぎちゃってる節があるね。都合のいい面倒くさい奴らだね。
 
この都合のよさを自覚しないと、この先、人と相対しながらまともに生き続けるのに無理が出てくると思うんだ、俺は。
 
例えば、憧れてる人5人をあげた時、全員いい大学出てるってことはないんじゃないの、特に文系。
社会に出たらどうせ気づかされることを、先に割り切れるならそっちの方がいいじゃん。
 
 
受験という1年間の努力が実を結んだこと。
その喜びと優越感を、自分自身の評価そのものに置き換えた瞬間、その優越感は安っぽい勘違いになっちゃう。
一生生ぬるい安心感に包まれるとでも思ったか、下手したらその勘違いは人を傷つけるぞ。
 
 
 
別にめでたい人たちに冷水をかけたいわけじゃない。
 
社会に出た後の実力至上主義を言いたいわけでもなければ、
(そもそも〇〇至上主義って言葉嫌いだ。何かの側面を過信しすぎてるだけで、返って自分を縛り上げるだけだ。
何かに固執することはよくない、特に人に関係することは。)
 
受験のことを身も蓋もない儀式だなんて、もちろん思ってない。
 
友達が国立に受かったらそれはすごい嬉しい。
 
 
 
 
 
だけどさ
 
僕「一浪しました。国立に入れませんでした。」
友「終わってんな、おつかれ、頭弱いな」
 
さすがに泣ける。
 
僕「俺は、計画的に勉強する、ことが苦手で、それを、最後まで克服できなかった、だけ、だ!」
 
ああ、泣いちゃった。
 
 
 
でも実際言ってることは合ってる。
 
振り返ってしまえば、残酷だけどそれだけの話だ。
受験勉強で得られる結果は合格か不合格かの二つだけで、これからの生活の結果にそれまでの過程は直結しない。いくらでも挽回可能。
受験に失敗したことは絶望の一つの基準ができたってことで手を打とう。仕方がない。経験。
 
 
 
 
だからみなさん、
例えば東大京大に受かったからといってそれをふりかざさないで下さい。
 
 
 
 
だけど違うんだ。僕が嫌いなのはそっち側のふりがざす人たちだけじゃない。逆も然り。
 
幸いなことに、僕はまだ、嘘みたいな学歴厨には出会ってないけど、
ちゃんと受験について考えたら誰だって大なり小なり学歴にこだわった思考に落ち入りがちになる。
きっとみんな同じ。
それは仕方がない。受験の当事者がいる環境はそういうものだった。
 
 
その環境が生んだ、学歴に人の価値の重きを置く輩。
こいつは決して受験で成功した側だけにいるわけじゃない。
第一志望に進学できないことに落ち込んでいたずらに自分を責めて時間を無駄にする人も、この受験ロジックに縛られてる、輩、であり、さらにタチが悪い。
 
 
 
 
「俺なんかに○○大学は無理だったよ、やっぱ甘かったね、受験に対する姿勢がさ。俺みたいな中途半端な奴は××大学がお似合いだよね、へへへ」
 
的な感じのやつ、なんならこれをそのまま口に出して人に言っちゃうような奴、(まあ去年の俺みたいな奴)
 
帰れよ、
春だからって出てくんなよ、
調子に乗んなよ、
親に失礼だぞ、
自分にも向き合えてない最低の野郎が調子乗んなよ
春はお前たち能天気を活発にさせる季節じゃないからな、帰れ、馬鹿、帰れ!
 
今思い出しても恥ずかしい。
 
 
 
 
さっき言ったように、友達が第一志望に受かったらすごい嬉しい。
(というか僕が私大に受かって喜んでくれる人がいることの暖かさね。ありがとうね。)
 
 
 
受験ロジックという呪縛から解放されてますか?
もしそうならそれを祝福させて貰おう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まあ、ぶっちゃけ、祝福というか、あれだ
 
きっと、俺は早稲田に行くことになるとと思うから、まあ、今のうちに、そういうことにしといて、って話。
 
 
 

動輪の下

で待ち合わせ。
京都に行きました、いい街でした。
受験してきました、逃げ帰ってきました。
受験生の皆さん、お疲れ様です。


企画、構成で〇〇年!

なんて映画があるなかで

僕の受験生活はいったいどれほどのものだったのか。

企画、構成、制作:1年

大型グランプリのノミネートなし。



そもそも
この1年という時間がどれほどのものか。

企画、構成をしっかりして、受験生活に綺麗に沈み込めた奴は、そんな辛くもなかった、終わってみるとあっという間、とか言うけどさ

僕には長かった

自分がずっとイライラしていることを自覚してからはなるべく友達に会わないようにしてた。そんな1年。



もうどこでもいい、大学生になりたい。
いつからか目標がすり替わった。

人間は過去を無意識に美化するものだとしても、
「あの一年は死ぬほど勉強した、いや、むしろ死んでた」
なんて言えるかはわからない、
「凌いだ、死ぬかと思った」
が一番しっくりするかもしれない。


この1年の結果がこれからの人生に対するどれだけの投資になるのか、そんなこと考えると嫌になる。
まあ、なるようになる。
というか、なるようにしかならない。


1年あれば、ARTSCHOOLが活動休止を発表して、活動再開を発表できる。

1年あってもHUNTER×HUNTERは一話も進まない。
 
1年かけて僕は大学に入った。


その1年の重さなんて後付けでしかない。
ただ、企画、構成が大事ってことはよく分かった。
でも、長い時間をそれに費やしてもスベる映画がいくらでもあることは事実。


ただ、受験は失敗したらやばいけど、
いや、一回失敗してるからやばかったんだけど、
この先当分は何をどう失敗してもいいと思うと気が楽。


というわけで、浪人生活は終了。
第2クールはなしです。




密かに始めたつもりだったこのブログ、2月に150人くらい閲覧者がいて、誰が何を目当てに読んでいるのか分からなくも興奮していたけど。普通に知り合いに見られていたらしいね。
なんだよお前ら、受験お疲れ、遊ぼう!

一日天下

中央大学の法学部のセンター利用の結果が出てて、受かってたんだけど、まあ天下ってほどでもないんだけど。

父「お前これ法学部だけど政治学科じゃんか」
母「あんた法学部のキャンパス遠いけど通う気あるの?」

僕「あ。。。」

なんか押さえになってるのかなってないのかよく分からないからとりあえずノーカウント。



いや、でもあれだわ。スマホで合格発表確認すんのって怖いね。
「さすがにA判定出てたから大丈夫っしょー」
とか思っててもやっぱり緊張した。中央。


〜1年前〜 

都内映画館

僕「ギリギリだけどいい席取れて良かったな、平日だけど春休みだし。混んでなくて良かった。」
友「そうだね。」
僕「うん。」
友「あ、そういやさ、お前、今日東大の発表じゃなかった?」
僕「え。」
友「違った?」
僕「え、嘘。。。。。あ、本当だ、今日だ。」
友「番号は?」
僕「覚えてる。え、今見る?いや、まあ一抹の期待もないけども。」
友「見ようか」
僕「まじかー。えーーーーーーーーーーと、あ、、うん。落ちてますね、浪人決定。」
友「お疲れ様です」
僕「はい、お疲れ様で

ブーーーーーーーーー(暗転)

僕「まじか」


こんな感じのことがあった。
映画は面白かった。確か園子温だった。





この時に比べりゃ今年はそりゃもう頑張ったよね。そりゃ緊張もするわ。




「緊張するってことは一年それなりに頑張ってきたってこと…」

大宮在住の同級生ニートからもこんな応援の言葉頂いたし。
松本人志ツイッターの感じで。




K商ミスったという不安に押しつぶされそうで、いやもう押しつぶされてはいるんだけれど。
早慶大丈夫なのか本当に。
怖くなって中央にお金振り込んじゃったよ。
24万。
ごめん。

今年はたくさん映画館行きたいなあ







I make me feel so bad

誰かが何かで言っていた
誰だっけな

???「あのな、美人と結婚した知り合いから聞いたんやけどな、結婚した時その子がごっつい貯金を持って嫁いで来たんやって。どうしたんやこれ、言うたら自分で貯めたって言うねんて。これな、美人はな、自分でお金使わへんねんって。やれクリスマスだ、やれ誕生日だ、ってなるたびに男が高いレストラン連れてって、バックとかアクセサリーとか買ってくれるから、稼いだ分溜まんねんて。
ところがな、ブスはちゃうねん。ブスと結婚した奴が言っとったけどな、ブスは貯金ほぼなしで転がり込んでくるらしいで。あいつらは男が構ってくれないから、自分で自分のご褒美を買うねん。だからブスの方がお金使うから貯金もないねん。
さあ、皆さん!貯金のある美人と貯金のないブス!どっちと結婚したいですか!?あなたの、真実は!!」


磯野貴理子「ちょっとひどおい!私は貯金あるわよ!!」


思い出した、紳助だ。行列だ。




似たようなこと誰かがどこかで言ってたな
誰だっけな

???「あのさ、センターをしっかりとった奴はさ、第一志望の国立からぶれないで、今までやってきたことのブラッシュアップを最後の追い込み期間にするじゃん。国立の勉強時間を確保するために私大はそんな出願しないけど、過去問ちゃんとやるから、私大も第一志望もちゃんと受かるんだって。
だけどさ、センターでこけた奴はさ、国立の志望校を慌てて変えるからさ、全く対策してこなかった国立の勉強を始めてるんだけどやっぱり不安になって私大たくさん受けるんだと。そうすると私大の勉強もしなくちゃいけなくなるから、結局どこの対策も曖昧になって。。。」


僕「やめろ。やめてくれ。」


思い出した、俺だ。帰りの電車だ。









「浪人」とは・・・ただの言葉だ


間違えました、カースト最下層のプラカードを下げてる人たちですね。
今晩は、最下層の人間です。

吉岡一門、ではなく、早慶に一人で挑む僕のスケジュールはこちら。



12 W 文構
13 K 経済
14 K 商学
16 K 法
17 K SFC
20 W 政経
21 W 商学

国立までの作戦なんてものはありません。下手な鉄砲といえど腐っても鉄砲、どこかしら撃ち抜くでしょう、いや、弾切れが先かもしれない。


過去問のコピーで家とコンビニを往復してる間に気づいたら始まった僕の受験。
今の段階で2発撃ち込んでやったわけですが、私大は世界史の的が小さいね、全然当たらん。
試験が始まる直前は毎回パジェロのコールが聞こえるけど毎回たわし、いや、たわし以下。たわしでいいからど真ん中当てたい。


この連戦の二週間前は京都の直前講習に打ちのめされながらも、
「いや、俺はここで一踏ん張りして京都に絞った勉強を続けていこう、まだ芽はある」
なんて思っていたものです。が、今は毎日世界史を詰め込んでるわけです。それなのに問題が難しいわけです。嫌いな言葉は「センター利用」と「春節」です。関係ねえ話のくせに鬱陶しいんだようるせえよ。


一浪して私大ってどうなんだろう。
国立ならなんでもいいわけじゃないけど、一浪という対価の見返りがパッとしないのはどうなんだろう。
いや、分かってます。対価の大きさが見返りの大きさを決めるんでしょ。それには個人差があるんでしょ。
でもこっちはさ、2015年を謙虚に慎ましく生きたわけじゃんか、湖に斧を落とそうもんなら女神が出てくる前から「どっちでもないです!どっちでもないっす!!!」と連呼するくらいの心意気で毎日湖に斧を投げ込んでたんです。やっぱり金の斧が欲しいから。


受験生活ラストスパートに入ってる、というのは分かるけど試験が続くとどうも疲れてダメだ。大学入ったら。。みたいな妄想ももうしなくなった、そう、バイブス低め。バイブス低めです。


慶應エキシビション、こと小論文が楽しかったから真っ直ぐ家に帰れはしたけど。
ダメだ、疲れた。 

頼む。どっか受かれ。


ジャポン。
ブクブクブク。。。


キランッ。
ザバァァァーーーン。

女神「あなたが落とした「大丈夫だよ、一年やったんだからどっかしら引っかかるよ」とは・・・ただの言葉ですか?それともあなたの未来ですか?」

武蔵「ただの言葉だ」

僕「、、、願いだ。。」



地下室timesって知ってる?

ここ1年半、間違いなく毎日更新を確かめている音楽ブログがある。そのくらい更新が頻繁。

 
地下室timesだ
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不特定の書き手が好きなときに好きな音楽の話題を、自分の主観たっぷりに書くこのブログは、他の音楽ブログ(ナタリー、Skream..)より毒も薬も多めで、ただの情報ソースに一個乗っかった面白さがある。
中身は一つのバンドやミュージシャンを取り上げるのが普通だけど、音楽要素を噛んでいる話題なら割と何でもあり。
 
 
それぞれ好き勝手に書きながら、読者のことも気遣っている。
・中身は簡潔で文章量も少なめ
・動画の数も多くて三つ
・アーティストの半生を振り返る退屈なことはしない
・刺激的なタイトルの通り、ある一つの観点でアーティストについて喋る。など
 
こういう、主観が強いのに人に見られることを意識して作られた音楽ブログが成功している例は最近ないと思う。
 
 
 
 
 
地下室timesがこの先さらに人気になって、情報戦に重きを置くインディーズシーンにまで大きな影響を与えるであろう理由
つまり支持層が更に増えていくであろう理由をなんとなく言いたい。
 
それは、地下室timesが
 
売れ線だ握手会商法だを曖昧に批判なんかしない。
 
売れ線だ握手会商法だを曖昧に批判する世間を曖昧に批判なんかしない。
 
売れ線だ握手会商法だを曖昧に批判する世間を横目に、
あくまで音楽的視点で記事を書いているからだ。
 
 
 
アンチも、ちゃんと音楽に関連させた根拠をもとにしたアンチしかない。
「DISること自体が悪いとかいう風潮、意味わかんねえよ、音楽に依存することでしか人生の活路を見出せない俺たちはおとなしく音楽に篭ろうぜ」
みたいな雰囲気をバシバシに感じる
 
2ちゃんの見過ぎで頭が弱くなった僕たちは逆に批判要素の多いものの方が読みやすかったりするのだ。
 
そう、僕たちろくでなしだもの。いけてるやつなんてしんでしまえばいいんだ。
 
 
 
 
 
さて
 
そんな地下室timesに恐ろしいライターが一人いる。
更新頻度はこの男に支えられていると言ってもいい。つまりは、そう、地下室timesをどうしようもない音楽野郎の楽園にしてくれている張本人、石左さんである。
 
ここ最近の記事はほとんど彼が書いたものだからまず見てくれればわかる。
 
まだ若いのにここまで音楽に執着して、現実を毒々しい目で見れるのはなんでなんだろう。
それなのに音楽を文章で伝える能力がすごいのは何故なんだろう。
好きなように書き続けて、ブログPV数も上がってるはずなのに、アンチとSNSで争いをすることもない。
 
粛々とネット世界とか、世間と名のつく全てをバカにしているんだろう。酒を飲んだら面倒くせえ嫌味野郎のくせに見た目はシュッとしてんだよ、どうせ。何個か上の先輩にこんな人いたら怖くて近寄れないよ。全部俺の想像だけど。
 
 
 
 
 
 
詳しくは知らないが、地下室timesは石左さんと、谷澤ジョルジュさんという方が主体で運営しているらしい。
 
そしてこの二人が中心となって、去年の秋頃に入場料無料のライブを企画して成功させている。渋谷duoで。 
 
出演は
insane、最終少女ひかさ、THEラブ人間、pondlow、kidori kidori、Helsinki Lambda Club
 
こんないい対バンいつか俺も組みたいよ。
 
ネットで好きも嫌いも垂れ流し、フォロワーが増えたら金を募ってイベントを打って、大成功。
これこそ今っぽい音楽の輪の形なんだと思う。
いい音楽を現実のフォロワーに聞かせたいという心意気と行動力があるサイトなのだ、地下室timesは。
これからも面白い企画を実現して行ってください。
 
 
 
ただ一つ問題もある。
 
自分の周りに地下室timesを閲覧している人が出てきたらどうしよう。なんか恥ずかしいよね。
 
さらに言えば、チャラチャラしたイケてる奴らが石左の文章を好きだったら俺はどうしたらいいんだろうね、
サブカルがカルチャーに吸収されるってそういうことなのかしら。
 
ネットで、現実で、地下室times、そして石左さんのブランドはこれからどうなるんだろう。
 
 
 
 
 
 
※ 2018.1追記
 
だいぶ変わりましたね、石左タイムズ。
このブログを書いた当時の地下室タイムズと今の様子はだいぶ変わったみたいで、自分の文章なのに全然違うこと言ってね、って思いました。
この短期間で相当活動的になったんでしょうね。SNSもガンガンだし、バンドマンとも仲良くなっただろうし、叩かれることにも慣れただろうし、ストレスとアルコールで内臓ぶっ壊してるだろうし。
 
楽しいものを読ませてくれるならなんでもいいです。頑張れ石左。
(自分のこのブログ。一年以上放置してたんですけど、この地下室タイムズの記事だけは必ず1日に20pvはありました。どんだけみんな地下室タイムズ嫌いなんだよ。。)
 
最近の地下室タイムズは、アーティストのインタビュー・比較・シーン抑えとか、有象無象をひたすら紹介していた頃より俯瞰の目線というか、高い目線からの、マスに届く記事が増えてきたと思います。
このサイトの知名度は何倍にもなったし、批判も目立つようになった。とにかく、良くも悪くもたくさんの人に届くようになって、それに合わせて食いつかれやすいトピックの記事にちゃんと変わってきたと思います。
ディスっていくスタイルがいよいよエンターテイメント性すら孕んできたんじゃないですかね。(そしてそれが高確率でスベるから面白い。)
 
まあ、最近の音楽シーンって多分2年前からだいぶ変わって、今少しやりにくいんじゃないかと思います。
マイヘア全盛くらいの頃が地下室タイムズも生き生きできていたと思うんですよね。ファンがバカっぽい音楽ってイジりやすいじゃないですか。今は完全にWANIMA、ポルカドット〜イジり芸人やってますもんね。
だから、カクバリズム、サミットとか、上からイジれないものは面白くしづらいだろうし、今の流れだと地下室は書くものなくなっちゃうんじゃないだろうか、、、とか少し気になってた中の
CHAIがブス」ね笑
 
全然アリなんだけど、まあ、やっぱそこいくか、と。分かりやすくしようとした結果、一番逃げたな、って感じが僕は最高でした。記事自体はそんな面白くなかったんで、「まあ、書いとくかー」みたいな軽い義務感みたいなので書いたら結構適当になって、その割にかなり反応あったから、逆に申し訳ない。みたいな感じなんじゃないのかなあ、とか想像します。
 
インタビュー記事は面白いですよね。あのサイトが(石左氏が)どんなキャラなのかを知った上でアーティストが臨んできているから面白いインタビューになってて、きっとファンはうれしいんじゃないでしょうか。もっと増えていくといいんだけど、(でも受けてくれるバンド少ないかな、)とか思います。
僕はこれからも、石左氏がいつまでこのどうしようもないネットサイトを軸足に頑張るのかを楽しみたいと思います。
好きなバンドを悪く言われて腹立たしい、って人は普通にミキキとシンラを読めばいいし。単純にスベってね、と思う人は、ラブホの上野さんの質問コーナーでも読んでみたらいいと思いますよ。べつに地下室タイムズってただのブログですからね。それでは