Laundry Land

巡り巡ってあれこれ

斯々然々(4/29〜5/4)

帰省しました。

「アイスコーヒーを氷なしで注文したら、まったく冷えてないぬるいコーヒーが出てきた」とぼやくばあちゃんに、
「仕方ないんだよ、ちゃんとした喫茶店のアイスコーヒーは、一杯ずつ煎れたものを氷で冷やしたものだから、作り置きのものだったりパックのものだったりとは、違うんだよ。」
なんて、大自然の里ばりに優しくなだめる。相方の白井は婆ちゃん家の隣駅に住んでいるらしい。新宿まで50分かかるところに越してきた芸人。里はスピードワゴン小沢メンバーと住んでる。

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ちゃんとした喫茶店のアイスコーヒーを飲んでいる。神保町壹眞珈琲店。
喫茶店が好きなのかタバコを吸える場所が好きなのか。
早稲田大学文学部を受験した時、自由英作文のテーマが「あなたは禁煙に賛成か反対か」みたいな内容だった。しめたと思って "I strongly disagree because..." なんて力強く書き始めたその学部には落ちた。あれから二年、タバコを吸おうと一緒に喫茶店に逃げ込む友人のほとんどは文学部だったりする。

来週、神保町の喫茶店へバイトの面接に行く。やっとバイトに応募した。
今まで2年続けてきたイベントスタッフのバイトからそろそろ足を洗おうと思ってからしばらく経ち、最近ようやく重い腰を上げてバイトアプリを大量にダウンロードした。


ただ厳密にいうと、その日腰は全く動かなかった。

 

ぎっくり腰になりました。(1年半ぶり二回目)

 

Zeppの柵は重い!
現場に10時に入って、柵抜き椅子入れ業務が始まって10時半。欧米で魔女の一撃とも言われるらしい、激痛。
一昨年前にそれを喰らったのがZepp Tokyoの同じく柵抜き。今回はZepp Diver。相性が最悪すぎる。何回ここで働いたと思ってんだこの野郎。。
GWが始まったばかりのお台場、たくさんの人がいる明るい広場。陽光に照らされたユニコーンガンダムに見送られて帰宅しました。
帰りの電車、天王洲アイル駅かまいたち山内が引っ越してきた街、新宿まで50分。何考えてんだ。相方の濱家の雰囲気は、芸人の中で一番好きだ。

GW地獄の4連勤6日間バイトの予定が、2連勤目の開始30分で終わった。
そこから丸二日、映画・ドラマ・ユーチューブにかじりついていた。本気でNetflixに登録しようか悩んだ。
金属バットが相変わらず面白い。


 

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歩けるようになって帰省したその日の帰り、西武線高田馬場まで戻ったとき、紅太陽で文学部の喫煙仲間が飲んでいたから顔を出した。そいつらが小沢健二のライブ帰りなのは知っていたし、本来なら自分もバイト期間最終日で入るご褒美現場だった。アルペジオを二回やったと嬉しそうに話してくるから無理矢理インフィニティー・ウォーの話に変えた。

f:id:ray887:20180504192149j:image(数年前に拾ったイラスト二次利用なんですけど、どなたのか分からない、、使わないほうがいいのかしら。。)

カルチャーが好きだ。
そんな奴ばかりに囲まれた楽しい毎日の中、よく会うそいつが好きだという宇野維正が自分は嫌いで、生産者と消費者と批評家のバランスについて、みたいな野暮ったい話をしたくなった。ただ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)について喋り続けた結果、時間が残らなかった。マーベルは最強。
紅太陽って家族経営なんですね。終電まで粘った最後のレモンサワー、スマホゲームに夢中の母親に代わって小学生の男の子が作って持ってきてくれた。隣の宅では業者が天井にペンキを塗っていた。すみません。聞きそびれたわあ、と思いながら山手線に乗って帰る。

燃え殻「しかしこんなこと大槻さんに伺うのは大変おそれ多いんですけど、サブカルって何なんですかね」
大槻「それは、うーん......宮沢章夫さんに聞いてください笑」
燃え殻「サブカルって一回滅びたじゃないですか」
大槻「そんな応仁の乱みたいな言い方しないでよ。まあでも、学校教育から落ちこぼれた人間が、プライドを保つために自分を別のベクトルで教育するんですよね。そうしたカウンターカルチャーサブカルチャーを修める訳です。ちっぽけなプライドじゃないですかね」
(https://t.co/nYlWcJ5nvRより)

プライドを保つためにカルチャーで自分を再教育する。という大槻ケンヂの言葉は自分の中で格言めいたところにある。
サブカルチャーと、問うならば!(問うならば!) このコールアンドレスポンスと共に。
そういえば、筋少の現場も何回かバイトで入った。

芸術・文化における批評家という立場はとても大事なものだ。ものだった。と言い直したのはTOKIOの長瀬だったか。
今は批評なのか感想なのか、すり替えた自分語りなのか。色々なクオリティのものが色々な媒体に転がってる。生産者と消費者よりもそいつらの方がずっと多い。
自分はずっと食べる側でいいと決めている。だから、美味しいものを食べたいし、美味しいと教えてくれる信頼できる人が欲しい。

 

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ヒコさんのはてなブログ(http://hiko1985.hatenablog.com/)の更新が止まってしばらく経つ。この春に異動してから時間がないらしい、というのはツイッターで知った。
ポップカルチャーへの愛と批評が多分に詰まったブログ、せっかくだからと7年分を少しずつ読み進めている。
ヒコさんが果たして批評家なのかは知らない。ただ、この人のウィットに富んだ文章、点と点をつなげるカルチャーへの視点はずば抜けている。
改めて自分が何かを批評できるわけがないと思う。

EMC「100%未来(feat.三浦直之)」についてのエントリーはため息しか出ない。シェルターの階段を耳すまのあのシーンに例えるユーモア。なんて素晴らしいんだ。

『青春ゾンビ』というブログに針を落としてみたならば、「100%未来」が鳴り出すんじゃないかな、とすら思えます。

ポップカルチャーへの愛を叫ぶ。
そんな素晴らしい気概を前にして、自分には何があるんだろう。

改めて、なんの足しになるわけでもない自分のブログを読み直す。
「誰かに見られたいわけじゃないけど、メモがわりに、、」なんて言い訳から始まるような、腐る程ある学生ブログなんかよりも恥もへったくれもなかった。
オススメの記事、ブログがあれば教えてください。

君がいると朝が楽しい
君がいると昼が楽しい
君がいると夜が楽しい

そんなあの子が風邪をひいて暇になったこの時間。この文章を書き始めて1時間半。
氷が溶けて薄まったコーヒーはまだ美味しいし、靴紐ほどけてうずくまった通りはまだ涼しい。本当は横浜中華街に行くつもりだったんだ。