Laundry Land

いよいよ就活生。

平成30年。最後。

今年の仮面ライダー知ってる?
仮面ライダージオウ』ってんだけど。まず"平成仮面ライダー"って括りがあってさ、2000年のクウガから始まったそのラストが平成30年のジオウなのよ。

仮面ライダーって玩具の売り上げに相当重心を置くから、変身ベルトとかそれに付随する小道具とか、グッズにできる細々したものが登場するんだけど。そいつらを魅力的に見せるために、仮面ライダーにはそれぞれのコンセプトがあるわけさ。
ケータイ(555)、メダル(オーズ)、メモリ(W)、ボトル(ビルド) みたいな。

じゃあジオウは、っていうと「ライドウォッチ」という時計モチーフのギアが登場するんだ。
「ジオウ」=「時王」
この仮面ライダーは、タイムワープして乱れた時を正して、彼自身が時の王者オーマジオウとして西暦2068年の成果を支配する未来に向かって進んでいく物語。

平成30年、最後の平成ライダーとして彼の特徴は、このライドウォッチで過去の平成ライダー達の力を引き出せるところ。
彼自身もちろん変身した姿があるけど、さらにそこから先輩ライダーモチーフのライドウォッチを使ってもう一段階変身できる。
完全に過去ライダーの姿に変身できた『仮面ライダー ディケイド』と違うのは、あくまで過去ライダーを象徴するパーツを全身に装備するというところで(仮面ライダー○○モード みたいな) これから先、懐かしの平成ライダーたちが次々再登場していく総決算ライダーなわけだ、ジオウは。

ディケイドは10周年記念ライダーで、今までのライダーがいる世界は全て並行世界だと定義した上で、その世界を旅するロードムービーだった。だけど、その定義以外は実際のところ曖昧で、それ以降複数のライダーが登場する劇場版は多く作られてきた。
ここで、さっき行った玩具売り上げが出てくる。要はリバイバル作品を作ることなく、過去ライダーをちびっこに見せることで商品売り上げを底上げしようとする戦略。
これは大正解だったわけだ。

仮面ライダー 電王』のように過去にも時間を行き来するライダーはいたわけだから、なんだかんだ行き当たりばったりの戦略展開とも言える。
(仮面ライダー、バカにすることなかれ。今の日本で一年間の連続ドラマというのは、仮面ライダースーパー戦隊大河ドラマだけなんだぜ。)
それでもヒットするのは、リバイバルの強さが理屈を超えた興奮をファン心理にもたらすからだろうね。
るろうに剣心』だって良太郎vsアンクと見たらもうそうとしか見れない。

ジオウもその直接リバイバル作戦に一手間加えた"過去ライダーモチーフ"という新しい姿で、記念すべき平成ラストライダーの成功を約束したような存在というわけだ。

 

さて、何が言いたいかっていうとさ、
仮面ライダージオウ』あれが9/2(日)が初回だったんだけどさ、いやあ、9/1にサークルのイベントがあってさ、その打ち上げが朝まであったせいで見れなかったんだよ。
まったくやってらんねえよな!!!
サークルのせいでさあ!!
平成ライダーラストの初回見逃しちまったよ!!

 

 

 

 

 

 



ごめん。なんの興味もない。仮面ライダー

何の気も紛れない。

ほんと、すみませんでした。