Laundry Land

いよいよ就活生。

最近こんな感じ(4/22~4/28)

4/22
スーツが邪魔くさい。面接でかいた嫌な汗もすぐには乾かず嫌な感触が残る。スーツのままライブハウスに入るのは初めてだっけど居心地も着心地も悪い。それでも楽しかった。
OBとなったサークルの企画は渋谷Milky wayが会場で、7月7日にオープンして今年で9年目。ヒグチアイ、日食なつこ、竹原ピストルの対バンとか、コレサワ、惑星アブノーマルなんかを見た箱に行くのは5年以上ぶりだった。企画を打つセンスなんてものがあるとすれば、街・箱・ブッキング・企画名・ビジュアル、いろいろな要素があると思うけど、その全部がいい感じだったし、その場の空気が良かったし、それだけでいい企画だった。gato・ravenknee・MONJU N CHIEの三組を見たけどgatoが最高だった。

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4/23
朝から渋谷。最悪の響き。朝から渋谷。朝まで渋谷とどっこい。ヒカリエの向かいのビルが出来上がりつつあるし、渋谷ストリーミングを立てた意味を誰か教えて欲しい。面接からの帰り、刀剣乱舞のチケットがさっぱり取れないという子と歩いた。チケットが取れないのに、刀剣乱舞と口にするだけで笑顔になるその子を見て少し落ち込んだ。そのまま松岡茉優モー娘。について話すラジオを聴きながら地下鉄に乗ったけど、モー娘。に対する"好き"をパッケージ化した話は、さっきの刀剣乱舞ッ娘。ほど楽しそうじゃなかった。新橋の端のドトールは、元は絶対純喫茶だった。内装も雰囲気も店員もいい感じなのに、やはり珈琲はドトール

西川美和『その日東京駅五時二十五分発』を読む。東日本大震災が起きたときは広島の実家にいたというコラムを以前読んでいたけど、そのときはこの本を執筆していたことが分かった。戦争について書いているときに震災が起きるというのはどんな気持ちだろう。今週はジェーン・スーが広島原爆博物館に行った話もあって、モヤモヤしたまま会議室に通された。バルーンで飾り付けられた部屋が気持ち悪かった。一度全ての価値観がリセットされるというのは就職活動中に感じる僅かな欲でもあるけど、日がたって酸っぱくなった飯を食うしかない時間なんて想像できない。家に帰ってから『気分はもう戦争』を引っ張りだした。戦争なんて事実じゃなくて、戦争という気分を面白がる気持ちになって少し落ち着く。異文化報連相バミューダトライアングル

その日東京駅五時二十五分発 (新潮文庫)

その日東京駅五時二十五分発 (新潮文庫)

 
気分はもう戦争 (アクション・コミックス)

気分はもう戦争 (アクション・コミックス)

 

『恋のツキ』新田章の『あそびあい』を読む。
ゴールデンラジオの中田敦彦ゲスト回は介護。箕輪厚介ゲスト回は保険営業。ダメだこの番組。

 

4/24
『たまむすび』ついに大吉さんの週に回ってきた。瀧さん逮捕以降、歯車がずれたままの番組をプライベートでも話し合っているのだと予想はできた。でも、番組を降りようと考えていたと赤江さんの口から語られるとやっぱり苦しい。
『アフター6ジャンクション』先週から"宇垣美里覚醒"の狼煙が駅のホームでも散見される。だけど、ananの美脚美尻特集をもてはやす宇多丸と、まんざらでもない宇垣“総裁”。このノリがずいぶん前からキツい。というかイタい。このノリで喜んでいるのはどの年齢層のどのタイプだ。日比麻音子アナの水曜日がオアシス的な存在になっている。

テアトル新宿で『愛がなんだ』を見る。今泉力也監督『サッドティー』が好きだったから楽しみにしていた。公開日のせいか、午前中の会がほぼ満席。帰り際には他の買いも全て満席になっていた。嫌いじゃないけど、最近こういうのばっか見てるせいでむせる。

今週のテレビは楽しい。

・『くりぃむなんちゃら』「リアルキャスティングクイズ」キッザニアにテレビ局のコーナーがあればこのクイズをやらせればいい。それか、スター名鑑で。回答者が吉村と菊地亜美であるというメタ感。バラエティ最果ての企画。
・『テレビ千鳥』「会議室で一本作ってください」バナナマンだったらホワイトボードでランキング作ってすぐ出ていくだろうけど、千鳥はギャグを作るところがロケ・漫才師。振りかぶった割にはちゃんとしっかりハズレ回だった気がする。
・『ボクらの時代』「渡辺大知×松岡茉優×伊藤沙莉渡辺大知が書いた『勝手に震えてろ』主題歌の歌詞中に松岡茉優の好きな曲のタイトルを入れるサプライズをしたという“バンドマン”エピソードにこっちもキャーキャーした。
・『ロンハー』「東京で苦しむ芸人 濱家&津田」濱家があんな扱われ方をされるくらいヤバいとは気づかなかった。一度も負け顔を見せないまま活躍することは無理なのか。カズレーザーの“積み宣言”を聞いて少し絶望する。「帰ろか、千鳥」の力も再確認。“THE平成のバラエティ美術”であるロンハーセットの端っこに四千頭身・後藤と宮下草薙・草薙がちょこんと座ってるのがなんかよくて、おじさんの同窓会なんかでウキウキしないままでいて欲しい。二週にわたってザキヤマの使い方が江頭みたいだ。
・『向上委員会』いつもここからの暴走と、先週に続く鬼越トマホークの活躍。『ざっくりハイタッチ』最終兵器、鬼越トマホークが頑張っている。ピーマンズスタンダードは消えた。

 

4/25
爆笑問題の日本言論2』を読む。不敬・不謹慎・すり替え・ダジャレ・言葉遊び、ボケの方法が豊富すぎるのに対してツッコミフレーズが少ないのが面白い。プレイボーイの連載はすごく退屈だと改めて思う。

爆笑問題の日本原論2 (幻冬舎文庫)

爆笑問題の日本原論2 (幻冬舎文庫)

 

 

4/26
ルパン三世 次元大介の墓標』見る。モンキーパンチの訃報きっかけで、個人的なルパンブームが到来しそうな予感。次元だけがオリジナルキャストのままで、この声以外に次元は考えられない。粋というよりはロマンだから、泥臭さこそないけど理想像みたいな。そういうのは、良くも悪くもいくらでも見れる。

ルパン「なあ、一つだけ聞いていいか。なんでクイーンマルタのカラマティファイルをマスコミに送ったりした?」
次元「・・俺はただ、うまいタバコが吸いたいだけさ」
ルパン「そりゃ、気が合うねえ」
俺「合うわあ」

アメトーーク!』プレゼン大会に岡野陽一、Aマッソ、金属バットが揃うなんて!と興奮していたけど、Aマッソのいいところが一つもなかった。岡野さんの借金も、金属バットの三浦マイルドネタも、テレビでウケる感じじゃないとベテラン勢が感じている様子を視聴者も感じるんだからな!マセキのおもちゃがありゃいいんだろお前らは、、、と悲しくなった。

 

4/27
『セックスエデュケーション』五話が神回という佐久間さんのラジオきっかけで3話まで見ていたところから一気見。確かに五話は神回だけど全編最高。7話の父と息子の会話はたまらない。

I wanted you to be strong. But you are... so different. It makes me feel scared for you.
Your fear doesn’t help me, Dad. It makes me feel weak.
But why… do you have to be so much?
This is me.
I don’t want you to be hurt.
Look, I’ll be hurt either the way. Isn’t be better to be who I am?
(horn blares)
I told you to wait!! …I just shout at that man…
Yeah, you did.
Maybe, I am learning from my brave son.

ゲイの学生を虐める奴に通りすがりの同級生が
「やめろ、ゲイをいじめるのは時代遅れだ。別に俺はこいつを好きじゃないけど」
と声をかけるところもハッとする。好き嫌いの判断材料に相手の性的指向を反映すること自体がナンセンスだと分かっているアメリカ高校生と、出会ったことのない性的指向の多様性を受け入れるのに必死な自分との差は大きい。どれくらい時間がかかるんだろう。“trouble in paradise?”(“何かあった?”)という言葉、シャレてる。

ダウンタウンDX「今見るべき若手芸人SP」が良かった。
(出演:銀シャリチョコプラ・尼神・おかずクラブ・カミナリ・霜降り・ミキ・ガンバレルーヤ・EXIT・きつね)何が起こるか分からない感が少し強めで、こっちの方が面白い。カミナリはまだ売れそう。

 

4/28
ルパン三世 峰不二子という女』大人ルパンへの回帰を目指したスピンオフテレビシリーズは、とにかく峰不二子の可愛さと音楽が最高(そのせいでNIKIIEのED曲が悪目立ちしているけど)。大人のルパンというより女のルパンの楽曲は菊池成孔しかいなかったんだろう。ペペの「嵐が丘」に橋本一子さんの語りを乗っけたOPテーマ「新・嵐が丘」は今までのアニメOPを逸脱している。そのまま12年の粋な夜電波「峰不二子という女OST特集」を聞いた。ルパンファンからのメールがしびれる。(やはりEDが気に食わないとUA×菊池成孔「嘆息的泡」で自作のEDを作ったらオスカーに止められたらしい。見たかった)この回がものんくる吉田さん初登場回。コントの「うrrrせえ、ばか」が可愛い。

LUPIN the Third 峰不二子という女 オリジナルサウンドトラック

LUPIN the Third 峰不二子という女 オリジナルサウンドトラック

 

 『オードリーのANN』は初めてに近いドキュメント回で、若林がラジオで築いてきたスタンスの集大成だった。「お前ら夫婦像が昭和なんだよ!」は平成最後の放送の締めに相応しいキラーフレーズだったと思う。春日の言葉に普段より感情が乗っかっている感じは気持ち悪い。

ハナコ菊田の結婚報告ツイートを見る。菊田が何を発表しても面白いし、おめでたいけど「そういうとこだぞ」と思った。逆に、これからは若手芸人の結婚は企画にしないのかされないのか分からないけど、そういう笑いは減っていくんだろうな。みんなおめでとうって泣きそうだし。